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イトウ保護フォーラムに思う湧水の秋 [waRashi Rod]

清里町で11月15日に開かれたイトウ保護フォーラムに行ってきました。斜里のイトウは依然、厳しい状況にあることがわかりました。何か事故があれば…と考えたくないシナリオから脱するにはどうしたらいいのか、考えさせられます。

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いろいろ勉強になりました。その一つが尻別川のオビラメの会の報告。尻別川産のイトウを再導入しています。小ダムで分断された産卵河川の環境を整備した上で尻別川由来の稚魚を放流、なおかつ、産卵期に親魚を24時間体制で見守っているそうです。
究極の目標はイトウ釣りができるほどイトウがいて、自然が回復した尻別川の復活なんですね。なので、イトウが釣れるならなんでもいいんではなく、尻別川を本来の姿に近づけて、本来そこにいるイトウが釣れるようになることが大事。遠回りでも北海道ならできますね。
関東では川の開発が極端に進んで、在の渓魚はどこかにいっちゃって、ヤマメやイワナはどこかから持ってきて放さないと、ヤマメ・イワナ釣りなんてできなくなっています。(全部ではないけど)
尻別川の事例を考えると、北海道にはまだスクイがあります。「釣り人にとっちゃ、どんなイワナでもイワナだろ」を、北海道でやるにはもったいないと思います。
そんなことを考えながら、道東の湧水にオショロコマの産卵を見に行きました。メスのオショロコマが体を波打たせて小石を巻き上げているのを見ると、ちっちゃくてもサケ科なんだなぁと関心します。オス同士の争いも切ないです(涙)。



レンズの前でこんなに大胆なら水中カメラ持って行けばよかった!


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